海の近くの村に浦島太郎という若者が住んでいました。ある日、子供達が亀を苛めていました。「こらこら!亀を苛めては行けないよ!」浦島太郎は亀を助けてやりました。
しばらくして浦島太郎が釣りをして居ると、波の間から亀が顔を出しました。「私は貴方に助けられた亀です。御礼に竜宮城にご案内します。」亀は浦島太郎を背中に乗せて海の底に潜って行きました。
「さあ、着きました。」亀に連れられてお城に入って行くと、美しいお姫様が出て来ました。「よくぞ!亀を助けて下さいました。御礼におもてなしをさせて下さい。」
珍しい料理に魚達の踊り。それはそれは、楽しい毎日でした。「そろそろ家に帰ります。」浦島太郎がお姫様に言いました。「では、お土産を持って帰って下さい。でも家に帰るまで開けては行けませんよ。」
浦島太郎は玉手箱を貰いました。浦島太郎はたまに帰りましたが、村の様子が全然違います。村の人達も知らない人ばかり。浦島太郎が竜宮城に居る間に、陸では何十年も経って居たのです。
困った浦島太郎は思わず玉手箱を開けてしまいました。すると、中から白い煙がもくもくもく。浦島太郎はお爺さんに成ってしまいました。
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